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2017年2月10日金曜日

KEYNOTE 024

次週から、Pembrolizumabの薬価は収載され、一般臨床で使用できるようになります。手続き上、若干の遅れは生じますが期待される免疫療法の新薬の登場です。
今回の抄読会では、KEYNOTE 024試験の論文(NEJM DOI :10.1056/NEJMoa1606774)をあたらめて皆で確認することができました。
やはり、ポイントとなるには、1st lineとしての治療デザインです。患者選択時には、50%≦TPSのより効果望める患者が選ばれての試験でした。
 驚くことは、PFSの結果もさることながら、後治療でクロスオーバーしているにもかかわらず、OSの結果でもPembrolizumab群で優位に延長認めていることです。1次治療で投与できる50%≦TPS患者は積極的に使用する根拠となるかと考えられます。
                            (抄読会 井部先生)
  参加者:濵元、井部、范、石井、坂木、鬼塚(計6名)

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