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2019年11月27日水曜日

Gefitinib Alone Versus Gefitinib Plus Chemotherapy for Non-Small-Cell Lung Cancer With Mutated Epidermal Growth Factor Receptor: NEJ009 Study.

本日(11/27)のJournal Clubは呼吸器井部先生が、今月にJournal of Clinical Oncologyに掲載の最新の論文、「Gefitinib Alone Versus Gefitinib Plus Chemotherapy for Non–Small-Cell Lung Cancer With Mutated Epidermal Growth Factor Receptor: NEJ009 Study」を紹介してくださいました。

【抄読会での主な討論】
・値段に見合った効果といえるかについては意見の分かれるところであるとも言えるが、///////////を選択肢として残してのこの結果であれば、十分よい結果といえる。






2019年11月22日金曜日

松坂市民病院 地域連携臨床懇話会 講演

三重県松坂市にある、松坂市民病院へ研修医教育についての講演をさせて頂きました。
西埼玉中央病院での研修医教育の体制作りを基礎に、同じ悩みを抱える市中病院としての取り組みについてディスカッションさせてもらっています。
「研修医は病院の宝である」そして、中西先生の「ミドルマネージャーは病院を変える」のフレーズも使い、畑地先生の前での講演とても有意義な夜でした。畑地先生はじめ、松坂の皆様ありがとうございました。

2019年11月20日水曜日

Ramen restaurant prevalence is associated with stroke mortality in Japan: an ecological study.

本日(11/20)のJournal Clubは薬剤部大越先生が、今年9月にNutrition Journalに掲載の最新の論文、「ラーメン店の出店数と脳卒中の発生率の因果関係 ”Ramen restaurant prevalence is associated with stroke mortality in Japan: an ecological study”」を紹介してくださいました。

【抄読会での主な討論】
・ラーメンといってもいろんな種類があるから、どこまでをラーメン店といっているのか気になる。
・東日本と西日本の偏りからしても何かほかの交絡因子がありそうではある。
・沖縄そばなどもラーメン店とするなら、定食屋=沖縄そば屋である沖縄県は異常にラーメン店の多い県となりそうだが、脳卒中は意外と少ない。
・ラーメン店の多いところ、土地が安くて出店しやすいところというのは郊外が多く、病院の不足や脳卒中の急性期医療から離れている問題などの交絡因子もありそう。
(担当:大越、まとめ:石井)
【目的と方法】
脳卒中と栄養の関係は最近調査されました。しかし、日本での食事と脳卒中の関係は明らかにされていません。ラーメンの消費と脳卒中死亡率との間に関連があると仮定しました。したがって、我々は日本の都道府県におけるラーメン店の有病率と脳卒中死亡率との関連を調査した。ピアソンの相関係数を使用して、4種類のレストラン(ラーメン、ファーストフード、フレンチまたはイタリアン、うどんまたはそば)のそれぞれの有病率と、各都道府県の年齢および性別を調整した脳卒中死亡率との関連を評価しました。また、急性心筋梗塞とコントロールとしての各タイプのレストランの有病率との相関関係も調査しました。日本で発表された2017年の国民健康の動向から、各都道府県の年齢および性別を調整した脳卒中死亡率と急性心筋梗塞死亡率を取得しました。各都道府県の各タイプのレストラン数に関するデータは、日本電信電話株式会社のデータベースから取得しました。

【結果と結論】
他の種類のレストランではなく、ラーメンレストランの有病率は、男性と女性の両方で脳卒中死亡率と正の相関がありました(r> 0.5)。ラーメンレストランの普及率と急性心筋梗塞による死亡率との間に相関関係はありませんでした。日本の都道府県のラーメン店の有病率は、脳卒中死亡率と有意な相関があります。