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2016年9月27日火曜日

Innate Immunity and Asthma Risk in Amish and Hutterite Farm Children


Innate Immunity and Asthma Risk in Amish and Hutterite Farm Children 


New England Journal of Medicine August 4, 2016 vol. 375, 411- no. 5 

アーミッシュとフッター派という、伝統的なグループにおいて、喘息の罹患率が異なっている。遺伝的背景や生活様式が類似している集団であるが、唯一異なるのが、農業の手法である。



  アーミッシュ:伝統的な馬車などを使用  ⇨家畜などの糞多く環境不衛生
  フッター派 :大規模農業機械化を導入  ⇨動物が少なく比較的衛生的
  

1989年, Strachaの論文(BMJ 299; 1259-1260, 1989)初めて登場した、"hygien hypothesis"(衛生仮説)。この仮説のを裏付ける論文でもある。アーミッシュのグループでは、室内埃に多くのエンドトキシンが含まれていたとされる。そのDustをVivoマウス実験でも使用して気道過敏性を抑える事が出来、疫学的試験の裏付けとして報告をまとめている。


環境因子の暴露により、(アレルギー性)喘息の発症が抑えられたことは理解できたが、Vivoマウスの投与して即反応が抑えられたと言う結果には驚いた。
(担当;呼吸器内科 濵元 陽一郎)

2016年9月12日月曜日

がん研究所有明病院での見学勉強会参加

〜「チームIT(Immunotherapy)」について〜

  2016年9月12日に、有明にあるがん研究所有明病院にてがん治療の現状について見学兼 勉強会へ参加してきました。
    《参加者》
    医師        :濵元 陽一郎
   レジデント:石井 尚
         看護師:伊藤 幾代  副看護師長(5階 ):慢性呼吸器疾患看護認定看護師
      二神 智子  看護師 (7階):がん化学療法看護認定看護師
      小田野 瑞希 看護師 (外来):通院治療センター
  薬剤師:福田 哲也  
      田沼 健太郎
      小野 麻里子

   免疫療法の使用に際し、先端がん治療を行っている有明病院での患者教育方法などを、コメディカルと一緒に勉強してきました。学ぶことの多い半日でした。
   がん研究所有明病院 呼吸器内科(西尾先生、柳谷先生)、薬剤科の方々には大変お世話になりました。ありがとうございました。