今後、西埼玉中央病院としては、多くの治験などを登録できる組織になれることを願っています。 日々努力ですね。
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2019年9月20日金曜日
治験および臨床研究倫理審査委員に関する研修
令和元年の本研修へ呼吸器内科より井部が参加しています。昨年度は、平成最後の年度に濵元も参加し研修を終了としています。
今後、西埼玉中央病院としては、多くの治験などを登録できる組織になれることを願っています。 日々努力ですね。
今後、西埼玉中央病院としては、多くの治験などを登録できる組織になれることを願っています。 日々努力ですね。
所沢呼吸器疾患治療セミナー
今回は、新宿の国立国際医療研究センター呼吸器内科より泉信有先生、そして深谷のプラーナクリニック青木康弘先生をお招きしての研究会です。
泉先生からは、間質性肺炎へ対して抗線維化薬の早期導入について講演して頂きました。青木先生からは、COPDの吸入指導の重要性についてコンプライアンス・アドヒアランスだけでなく、コンコーダンスの重要性についてお話しを頂戴致しました。
所沢の地域におりながら、専門の先生のお話しをお聞きできることはとても日々の診療に役立ちます。ベーリンガーの方々誠にありがとうございました。
2019年9月18日水曜日
Necitumumab plus gemcitabine and cisplatin versus gemcitabine and cisplatin alone as first-line therapy in patients with stage IV squamous non-small-cell lung cancer (SQUIRE): an open-label, randomised, controlled phase 3 trial.
本日のJournal Clubは呼吸器内科井部達也先生が、necitumumabのStageⅣ扁平上皮癌への適応がわが国でも認可される日が近いということで、「進行扁平上皮NSCLC標準治療にnecitumumabを追加することの有用性」について、2015年にTheLancetOncologyに掲載の論文を紹介して下さいました。
【目的と方法】
Necitumumab(IMC-11F)は、EGFR1を標的とする第2世代IgG1抗体薬である。イギリスChristie
HospitalのThatcherら(SQUIRE)は、遠隔転移を有する未治療扁平上皮NSCLC患者での標準CDDP+GEM療法とそれへのnecitumumab追加を比較する第III相国際RCTを行った(n=1,093)。
【結果と結論】
OS中央値は標準治療群9.9ヶ月・necitumumab追加群11.5ヶ月と有意に延長した(HR:0.84)。最大の第III相試験で扁平上皮癌でのファーストライン分子標的薬によるOS延長を初めて示した。非扁平上皮癌でのCDDP+PEMへのnecitumumab上乗せ効果を検討したINSPIRE試験は、SQUIRE試験でも見られた血栓塞栓症のため早期に中止されている。
【抄読会での主な討論】
・4年前の第16回世界肺癌学会(WCLC)で発表された内容であり、日本でもようやくという印象。
・副作用の低Mg結晶にはマグミットを処方したりできるのだろうか。
・IPが副作用として少ないのは人種間差だろうか。当院で採用の際にはIPにも気をつけなければ。
(まとめ:呼吸器・石井)
オンコロサイト
2019年9月14日土曜日
第19回 日本病院総合診療医学会での発表
発表も大切ですが、今後の、教育研修において、大きく関わってくるのが「総合診療」です。どのように、病院として取り組んでいくべきなのか、質を向上させ、人気ある研修病院を目指す為に必要なことなど理解することもできました。
制度の変革期にもあり、しっかりと制度にキャッチアップしなければと痛感した学会です。
2019年9月10日火曜日
2019年9月5日木曜日
所沢医師会学術講演会
所沢医師会学術講演会にて、咳嗽についてのお話をさせて頂きました。2019年日本呼吸器学会より出された「咳嗽・喀痰のガイドライン2019」を軸に展開しています。東京医科大学八王子医療センター寺本教授の軽快なCOPD新薬についても大変勉強になる研究会でした。医師会の皆様・AZの皆様ありがとうございました。
良質な医師を育てる研修「呼吸器疾患に関する研修」
2019年9月5日6日、国立病院機構 岡山医療センターで開催された「呼吸器疾患に関する研修」へ、当院から石井先生が研修参加しました。もとは、糖尿病の専門を目指していた石井先生が、呼吸器の道を選んでくれました。充実した研修であったとのことです。
【石井先生感想】
9月の第1週、「良質な医師を育てる研修・呼吸器疾患」を受講しに、岡山医療センターに行ってまいりました。新幹線の下り最終電車で岡山入りをしたのですが、翌日からの講義にワクワクしながら岡山名物のデミカツ丼を食べて早めにホテルで就寝しました。
翌日、研修会場となる岡山医療センターは国立病院機構でも大型病院として有名なようで、バスで向かう間も遠くからその存在感を漂わせていました。病棟に隣接する研修棟での2日間の研修会が実際に始まってみると、参加者では研修医や若い世代の医師が圧倒的に目立っていました。講義前のアンケートでは、7割方の参加者が呼吸器以外の専門を将来的に考えているとの事でした。ただし、勉強する姿勢は真剣そのものであり、呼吸器疾患への関心の深さが伝わります。対する講師陣は各分野の超一流でベテランの先生方々であり、それだけでも国立病院機構がこの研修に力を入れてくれているのが分かりました。1日目は昼食時間もランチョンセミナーとして講義があり、休み時間も短く、みっちり夕方まで座学が続きました。2日目の実習研修では多くのメーカーの協力の元、沢山の呼吸器系の最新治療・診断機材を使うことが出来、呼吸器診療の面白さに改めて気づかされた2日間の研修となりました。また、隣席にいた研修医の先生達からも関西、九州地区での呼吸器科の医局勢力図や、病院内での他科との関係性などについて色々と興味深い意見を聞くことが出来、刺激と面白みを得ることの多い2日間でした。今後は呼吸器科診療に興味のある当院の若き研修医などにもこの研修会の受講を是非とも薦めたいと思いました。
2019年9月4日水曜日
2019年9月のJournal Club(Ver1.0)
【抄読会担当者 2019年9月】
2019年 9月9日 :石井(呼吸器)
2019年9月16日 :坂木(感染)
2019年9月23日 :福田(薬剤)
2019年9月30日 :大越(薬剤)
2019年9月30日 :大越(薬剤)
研修医森山先生も途中で加わりますので、順番は変更もあります。
ご意見あれば連絡ください。
順番は、適宜相談にて変更いたします。都合悪い場合は、ご連絡ください
(2019年9月4日Ver1.0)
2019年9月3日火曜日
倉田先生呼吸器内科で研修開始
西埼玉中央病院 呼吸器診療は、診療科発足後、3年が経過致しました。魅力ある組織作りを行い、独自に人材を募集し診療科としての成長を計画してきました。
今回、防衛医科大学校 呼吸器内科川名教授と連携にて、防衛大学校医師倉田先生が、9月より当院へ研修に加わります。若き臨床医を育てて参ります。これからも臨床・教育・研究の柱で日々運営して参ります。今まで皆様にご紹介いただいたおかげでもあります。誠にありがとうございました。これからも是非ご紹介よろしくお願い致します。
2019年9月1日日曜日
所沢市民公開講座
9月1日日曜日に開催された、所沢市市民公開講座へ西埼玉中央病院 呼吸器内科から濵元が講演させて頂きました。所沢市民の230名弱の方が参加して頂きました。
講演1は肺がんとして、濵元が講演しております。講演2では、防衛医大の神藤先生から大腸ガンのお話でした。そして、講演3. 在宅医療部門では、わかさクリニックの間嶋院長先生からの軽快なお話で終わっています。
講演後は、市民の皆様からのQ&Aとして多くの質問を頂き、関心の高さに驚きました。
ご参加された方、また、中外製薬の皆様誠にありがとうございました。
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所沢に隣接する清瀬市の、呼吸器診療の主軸を置く東京病院へ、ご挨拶に行って参りました。所沢市の患者さまの多くは、東京病院にて診療をして頂いており、大変お世話になっている病院です。 大田健院長先生と小林信之統括診療部長両先生は、国立国際医療センターでの先輩であり、西埼玉中央病院...