2019年9月5日6日、国立病院機構 岡山医療センターで開催された「呼吸器疾患に関する研修」へ、当院から石井先生が研修参加しました。もとは、糖尿病の専門を目指していた石井先生が、呼吸器の道を選んでくれました。充実した研修であったとのことです。
【石井先生感想】
9月の第1週、「良質な医師を育てる研修・呼吸器疾患」を受講しに、岡山医療センターに行ってまいりました。新幹線の下り最終電車で岡山入りをしたのですが、翌日からの講義にワクワクしながら岡山名物のデミカツ丼を食べて早めにホテルで就寝しました。
翌日、研修会場となる岡山医療センターは国立病院機構でも大型病院として有名なようで、バスで向かう間も遠くからその存在感を漂わせていました。病棟に隣接する研修棟での2日間の研修会が実際に始まってみると、参加者では研修医や若い世代の医師が圧倒的に目立っていました。講義前のアンケートでは、7割方の参加者が呼吸器以外の専門を将来的に考えているとの事でした。ただし、勉強する姿勢は真剣そのものであり、呼吸器疾患への関心の深さが伝わります。対する講師陣は各分野の超一流でベテランの先生方々であり、それだけでも国立病院機構がこの研修に力を入れてくれているのが分かりました。1日目は昼食時間もランチョンセミナーとして講義があり、休み時間も短く、みっちり夕方まで座学が続きました。2日目の実習研修では多くのメーカーの協力の元、沢山の呼吸器系の最新治療・診断機材を使うことが出来、呼吸器診療の面白さに改めて気づかされた2日間の研修となりました。また、隣席にいた研修医の先生達からも関西、九州地区での呼吸器科の医局勢力図や、病院内での他科との関係性などについて色々と興味深い意見を聞くことが出来、刺激と面白みを得ることの多い2日間でした。今後は呼吸器科診療に興味のある当院の若き研修医などにもこの研修会の受講を是非とも薦めたいと思いました。
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