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2021年8月5日木曜日

Kawagoe Lung Cancer meeting


Webにて開催されました、研究会です。今回は、2021ASCOにて市中病院から症例登録を達成して発表までたどり着いたこともあり、講演の依頼となりました。

埼玉医科大学の教授人の面々の中で、市中病院代表(国立病院機構の各病院の登録数のおかげ)もあり、今回のお声かけとなりました。


小山教授のオープニングから始まり、私の高齢者肺がんへの治療戦略そして、各務先生の司会の元、解良教授のJ-ALEX試験結果に伴う、nab-PTX2次治療について講演をいただきました。

大鵬薬品の方々大変ありがとうございました。
 


2021年8月2日月曜日

Lilly Lung Cancer Connect Webinar

松坂市民病院の伊藤健太郎先生の講演の座長を勤めさせていただきました。

伊藤先生は、若き肺がん診療を牽引する一人であり、市中病院である松坂市民病院からの講演でした。


EGFR遺伝子変異陽性の中でも、del19、L8585Rの変異別に治療戦略が検討されるようになってきました。FLAURA試験では、L858RのPFS14.4ヶ月、方やdel19のPFSは21.4ヶ月と延長を示しています。L858R変異においては、Ocimertinbが劣る傾向が言われています。その中で、erlotinibv+ramucirmabの併用療法は、Ocimertinibよりも優良な効果を得ることが報告されました。

 まだ、ガイドラインへの記載はございませんが、今後の遺伝子変異別の治療の糧になっていくものと考えられます。

 




2021年7月8日木曜日

所沢医師会学術講演会(座長:濵元)

所沢医師会学術講演会が、コロナ禍で開催されました。第4波が収束せず、昨日には、東京には再度の緊急事態宣言が発出されています。所沢医師会主催の研究会は、コロナ禍でもWebで継続開催されていました。
ノバルティスファーマ株式会社のご支援のもと、呼吸器領域と循環器領域の2演題の講演を拝聴し、日々の臨床の糧となる勉強ができたかと思います。

第一部では、筑波大学 呼吸器内科准教授 山田 英恵先生による、喘息関連の講演でした。
気管支喘息・COPDは、病名にこだわり「ラベル貼り(確定診断を追い求める)」ことはせず、病態を把握し症状を改善することを目標にとメッセージを頂きました。その中でも、エナジアに配合されている、インダカテロール(LABA)は、他のLABA(ビランテロール、ホルモテロール等)よりも1秒量の改善のパワーが強力であり、症状改善としては大変有効な薬剤であることを再認識させて頂きました。
講演の後半では、吸入指導よりもコンプライアンスの向上を期待できるブリーズヘラー専用のデジタルデバイスを使用した、吸入管理についても最新の情報を共有できたかと思います。

第二部では、慶應大学 循環器内科専任講師 香坂 俊先生による、エンレストを中心に、心不全治療についての講演拝聴することができました。

 このような、機会を与えていただきました所沢医師会・ノバルティス社に感謝いたします。







 

2021年6月29日火曜日

with コロナ時代の喘息治療

「with コロナ時代の喘息治療」と題し、座長は防衛大川名教授に行って頂き、筑波大学檜澤伸之教授より重症喘息・抗体薬などについての講演をいただきました。「喘息は、感染症である!」という言葉に納得する点も多々あり大変勉強になる研究会でした。

ショートレクチャーでは、防衛大藤倉先生の座長にて、宮田先生よりのコロナ禍での喘息治療にフォーカスをしぼった講演もありました。

ショートレクチャー2では、西埼玉中央病院より濵元が、コロナ禍における臨床試験の取り組みについてお話をしております。

ノバルティス社のご支援にて実現できた研究会であり、今後も地域のための医療の提供できるように努めて参ります。




 (2021年6月30日;濵元)








2021年6月16日水曜日

COPD Expert Forum 2021夏

AZ社の後援にて、COPD Expert Forum 2021夏が開催されました。
今回の講演会も第4波の中開催されましたこともあり、アクリル板・各人マスク着用、そしてWebでのハイブリッド形式での開催です。ポストコロナ後、このような形式が懐かしく思えるようになれる日を期待しながら、慎重に診療・研究会等を継続していければと思います。

SessionIでは、東京病院 大島先生より、実臨床におけるCOPDの診断治療について、喘息合併ACO踏まえて講演して頂きました。
 COPD、ACOの特徴、COPDの増悪、3剤の有用性、ビレーズトリのメリットについて、詳細な講演を頂き、明日からの診療に役立てる情報をいただきました。

SessionIIにおいて、コロナ禍でのCOPDを中心とした呼吸器診療についてディスカッションをしております。
 水村医院の水村賢司先生より、COPDの診断の際、Step分けをした喘息合併COPD(ACO)の診断方法を教えていただきました。呼吸器学会のガイドもわかってはいるものの、実際の臨床の現場として活用できるものをご提示いただき、大変ためになりました。
  Step.1  問診
  Step.2  レントゲン
  Step.3  COPDの診断
  Step.4  ACOを考える

 あおやぎクリニックの青柳桂樹先生からは、実際の外来診療において、3剤使用した印象を実際の診療を動画にてみさせていただきました。即効性のあるビレーズトリの効果のよさが患者さまの発言よりよく伝わってきました。

 そして、双葉クリニックの小野田忠先生からは、3剤の吸入剤をどのように役立てるのか、実際の診療データをもとにご提示いただきました。

本日のKeyWordを一言で述べると「COPDと喘息の鑑別は難しい」になるかもしれません(個人的な見解です)。ただ、鑑別すること以上に、小野田先生の登山をしている患者の姿、そして、青柳先生の患者の生の声がとても印象に残りました。長期の感染症などの副作用を恐れてICS3剤合剤を使用しないより、積極的に3剤を使用することで、患者の満足度が向上につなげ、医療職側では、しっかりと副作用について観察していくことが望ましいのかもしれません。


講演の演者の先生方、AZ社の方々、誠にありがとうございました。
 (NHO西埼玉中央病院 呼吸器内科部長 濵元 陽一郎)







 

2021年6月9日水曜日

コロナ禍での挿管管理方法 講師:川口 慎憲(麻酔科部長)

 
2021年4月に赴任されました、麻酔科川口先生へコロナ禍の挿管操作について講演をお願いし実現いたしました。

最初は、挿管してはならない施設としての対応でしたが、実際に人の命を守る医療者として必要な場面も想定されます。その際に、安全に対処できるようにと実現した勉強会になります。

川口先生ありがとうございました。

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